カルロス・クライバー
指揮者のカルロス・クライバー。
初めて彼を画面で目にしたのは、桐朋の附属図書館にある視聴覚室。踊っているような優雅な動きと、そこから魔法のように湧き出てくる演奏にゾクゾクした。たぶんブラームスの交響曲第2番だ。
そのカルロス・クライバーが指揮するヨハン・シュトラウス「こうもり」序曲のリハーサル映像が残っている。久しぶりに見て、益々この指揮者の虜になった。
本番での優雅なタクトに結びつく、リハーサル中に出てくる比喩を用いた絶妙な表現。
「そこのリズムに、ニコチンと毒が足りないことに気付いた」
今回印象に残った言葉。
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